矢野マミ

エッセイ

マミのA4一枚、こころのデトックス(5) 

矢野マミ 13.ダリの発想法 ファッション雑誌「装苑」の2021年9月号の記事「ヴィヴィアン・ウェストウッドからのメッセージVol.55」の中で、ヴィヴィアン・ウェストウッドの10年来の友人というダニエル・リズモアがシュールレアリスムを代表...
エッセイ

マミのA4一枚、こころのデトックス (4)

矢野マミ 10.異次元 「世の中が変わったな」と実感したことが最近あった。 行きつけの(?)スーパー銭湯で、パウダールームの鏡の前で、全裸で立ったままドライヤーをかけている女性を発見したのだ。 この日はもう一人、パンツ1枚で上半身はいわゆる...
エッセイ

マミのA4一枚、こころのデトックス (3)

矢野マミ7. 多いですか?少ないですか?誰に聞いたら良いですか? 特別な職業に就いているわけではないが、ふと気がつくと、周りに自死、変死した人が何人もいた。 普通、平均して何人くらい自死した知人がいるのだろうか? ちょっと多すぎないでしょう...
エッセイ

マミのA4一枚、こころのデトックス (2)

矢野マミ4.死ぬ瞬間 友人からメールが来たので、彼女の了解を得て紹介する。「先日、母が亡くなりました。入院して、すぐには会えなくて(今はまだ一般病棟でも面会が制限されているから)1週間くらいしてから洗濯物を交換に行き、ナースステーションで看...
エッセイ

マミのA4一枚、こころのデトックス (1)

矢野マミ起きて観る夢 夢には寝ている時に見る夢と、起きているときに観る夢がある。起きている時に観る夢は、頭の後ろのスクリーンに映し出される映画のようだ。そして、映画が映し出される前にシナリオが降りてくる。頭の後ろにシナリオが浮かぶので、こう...
文学

小説『思い出』

矢野マミ 若い頃のほんの一時期、都内で教員をしていたことがある。都内と言ってもまだまだ田畑の残る地方都市の趣のある街だった。 男子が9割を占める工業高校で、私は国語の教員として勤めていた。 いつものように仕事を終えて帰宅すると、事件の第一報...
エッセイ

~ご挨拶~

矢野マミ「書きたい!」「書きたい!」セッションではなく、往復書簡で人生相談をしたいです~と書き続けていたら、ヒロミさんがこのような場「まどか通信フェニックス」を用意してくださいました。モノは言いようですね。『A4一枚勉強法』という本がありま...