
ほうじょうたつき
1984年生。早稲田大学東洋哲学専修卒業、東京大学大学院満期退学(古典文献学、文字学を専攻)。現在は幼少より習うチェロによる音楽活動を行い、舞踏家等とコラボをしている。History to Art(歴史から芸術へ)が公演マネジメントの屋号。職業は校正者、グラフィックデザイナー。
- 短編小説『赤子の皺』北條立記 その赤子の手の甲には、深い皺があった。 気になり上着を脱がせてみると、背中の右上にも皺があった。 左の二の腕にも、臍の上辺りにも、右のふくらはぎにも皺が刻まれていた。 目の下には大きな隈がある。 目玉 […]
- 芸術的欲求を遂げるには—3つのライトスケッチ—北條立記 芸術活動を継続し、創作をより豊かにできるようにするための、自分の気づきや工夫を書いていきたい。美学とかそういう難解な話としてではなく、日常感覚で捉えた、しかし創作において意味あると思うもろもろの事柄である。高 […]
- 舞踏映像「昼下がりのバッカス」を振り返って北條立記 「昼下がりのバッカス/Afternoon Bacchus」とは、2022年8月に私が舞踏家細田麻央と行った公演タイトルである。その後、その収録映像を編集して一つの映像作品にした。 公演は埼玉県蓮田市のコミュ […]
- 短編小説『憐れに憐れな、そして憐れよ!!』北條立記 1 電車にて 杖つく背の低い老婦人、草色のワンピース姿のぱっちり目の妊婦、ヘルプマークをリュックサックからぶら下げた16歳くらいの女の子、松葉杖で疲れて苦しそうなサラリーマン。全部無視して50分間シルバーシー […]
- 今の人にとって、本は生きているか北條立記 大量の出版物があるが、活字離れとも言われ、しかしネット空間に文章は溢れている。 沢山の書籍が出版され文章が書かれているにもかかわらず、それに見合う形では、社会が活性化されていないように見える。 その意味で […]