原田広美 幸せになるためのアファメーション・ノート(その5) 原田広美◎幸せになるための条件なんてありません、幸せになるための考え方があるだけなのです。(バカボンのパパのように..)〈これまでの復習から/後半は、兄弟姉妹について〉私の人生に罪悪感は、いりません。罪悪感を私に植え付けた・教えた人は、私を... 2023.06.29 原田広美
エッセイ 思い出エッセイ『梅香る里の夏』 西之森涼子 東京といっても山間部に位置し、急流の川が町に沿う我故郷の冬は、冷たく厳しい。 都心でちらちらと風花が舞っている時は、もうこの町には雪が積もり始めている。 それでも私は、幼少時に見たこの町の四季の美しさが心にあるからこ... 2023.06.26 エッセイ西之森涼子
原田広美 『漱石の〈夢とトラウマ〉』はじめに(後半) 原田広美 だが二ーチェが、それまで「教会」に束縛されてきた「肉体」――たとえば教会では伝統的に歌唱は許されたが、舞踊は許されず、マリアの処女懐胎によるイエスの出現が説かれたように、「肉体」は封じ込められてきた――にこそ、キリスト教の教えを超... 2023.06.25 原田広美批評・論考
文学 書かれた―祖父 「家族譜」より 飯島章嘉繰り返し 繰り返される夢祖父という見た事の無いもの二度と見る事の無いもの無いものへの信仰不知への限りない接近と離脱長押に上がった肖像の夢不知への限りない接近と離脱無いものへの信仰二度と見る事の無いもの祖父という見た事の無いもの繰り返... 2023.06.24 文学飯島章嘉
ゴーレム佐藤 夢日記『銀髪』 ゴーレム佐藤 とにもかくにも部屋中動物で充満していた。 匂いとかはさほど気にならなかったが、とにかく、ちょろちょろするこの、リスがうるさい。犬と違ってそこいらじゅうに糞をするのを、僕は一日中集めてまわる。気にするなと思えばいいのだが、とにか... 2023.06.23 ゴーレム佐藤文学
山本幸生 「西洋」について(3)(フランスに関して) 山本幸生 そこでまず現在私が「西洋」の中で一番興味を持っているのだというフランスについてであるが、とりあえず断っておきたいのは(まあどうでもいいことかもしれないが)先に「無関心と嫌悪」と言ったように、私はフランスに対して何か「憧れ」のような... 2023.06.23 山本幸生批評・論考
エッセイ 魔物テレビ 田高孝 懐かしい話題へ ある芸術家への手紙より お会いした時より、共通の話題として、「月蝕歌劇団の高取英」氏との話がしたかった。この話は、秘中の秘で、高取氏本人と私の間でしか、分からないのですが、それに関して、○○さんに、ご報告しようと... 2023.06.23 エッセイ田高孝
北條立記 言葉とは、思考と感覚を永く残すものである 北條立記 時が経てば忘れて消えてしまうかもしれない、人の思考や感覚を、永く残すのが言葉とそれを記した書物である。 ヘルマン・ヘッセは、絵画とは、一瞬で消えてしまう人の表情を永遠に残すものである、と言っているが、言葉も「思考」に対して同じ役割... 2023.06.22 北條立記批評・論考
エッセイ キャバクラ研、その後 田高孝 この日本で、飢えとは? 2017年にすでに、コンビニで、飢えた主婦が、盗みを働こうとしているのを見たことがある。危ないことは始まっている。刹那を競うスマホ社会としか言えないが、ゲーム機のクレージー現象も、去る事ながら、この風前の灯の... 2023.06.22 エッセイ田高孝
批評・論考 【特別寄稿】蕪村の発句に於ける時間の考察(六)―作為の時間- 桝田武宗 月天心貧しき町を通りけり 先ず、「郷愁の詩人・与謝蕪村」を書いた萩原朔太郎の解釈を紹介しておきましょう。「月天心というのは、夜が更けているということである。人気のない深夜の街を一人足音高く通って行く。空には、中秋の月が冴えて氷のよ... 2023.06.22 批評・論考桝田武宗
文学 短歌集『収容所群島』 田中義之 令和と打ち囹圄(れいぎょ)と変換されていくここはまさしく収容所群島 燕子花典雅な構図を繰り返す光琳描く燕子花屏風 差別する言葉をうまく案出し心は隠す地獄の果てに セロ弾きの独奏これは孤独なり観客1人共犯幻想 家族譜の不在の我は何... 2023.06.22 文学田中義之
これまでの目次一覧 ………………………◆◇2023年6月号〈目次〉◇◆下から、ここまでになります。 【◆あなたのポケットの中のお友達】になりたい!!!小説も◇詩も◇論考も◇哲学もエッセイも、◇歴史も◇歌集も◇詩画集もあなたは、どこから読むのかなぁ?................................................. 2023.06.10 これまでの目次一覧
エッセイ 愛と夢と冒険と 欧州の美容院探訪記 野原広子 茨城の農業高校を卒業した18才の私が上京した目的は、愛と夢と冒険と。この3つにつきる、なーあんてね。キャッ。近所の安カフェ、ベローチェでパソコンをぱちぱちしながら顔から火が噴いたわ。 で、最初からぶっちゃけちゃうと3つの中でいちば... 2023.06.10 エッセイ野原広子
エッセイ 『本当の音?本当の生(LIFE)?本当の時間?』—追悼・坂本龍一—(一) 田中聡〈0〉導入—「時間」という通奏低音 本年3月28日に亡くなられた坂本龍一さんは、音楽の多様な分野に、多彩な仕事を、それなりの完成度で残し、様々な刺激と創造の種子を残した。そうであるにも関わらず、何か未完成なものが残された気がするのはな... 2023.06.07 エッセイ田中聡
エッセイ 初投稿エッセイ*変わりゆく故郷~紫陽花の坂道にて 西之森涼子 明るい夏の日差しに光る水面、川底の小石が宝石のように美しく見えるのは水が澄んでいるからだ。 その宝石たちの上に、影を映して小さな魚が泳いでいく。 幼い頃から見慣れた故郷の夏なのに、いつまでも見飽きずに川辺に立っていた。 帰り道、... 2023.06.07 エッセイ西之森涼子
文学 短編小説『悦っちゃん』 矢野マミ「そういえばさ、悦ちゃん、亡くなったんだって……」 久しぶりに会った同期からの報告に驚きながらも、いつかその日が来るのを予感していた。『悦ちゃん』は、3人目の育休明けに出会った上司だった。社内の有名人だった。50代半ばで金髪のショー... 2023.06.07 文学矢野マミ
批評・論考 【特別寄稿】エドワード・ホッパー『二人のコメディアン』1965年について 矢崎秀行 絵描きは、その最後に「この世への惜別の絵画」を描くことがある。 ホッパー(1882〜1967)のこの絵は、まさにそうした絵画だと言われている。男性はホッパーで、女性は生涯の伴侶だった妻・ジョセフィーン。 これが定説だが、私も同意す... 2023.06.05 批評・論考矢崎秀行
小森俊明 瀧口忠男氏を悼む 小森俊明 5月初旬に、知り合ってから一年も経っていない知人の瀧口忠男氏が享年63歳で急逝された。先月は坂本龍一氏の逝去を悼んだ文章を寄稿させていただいたが、瀧口氏は今記したように直接の知人である。この10年弱の間に、平均寿命には程遠い50~... 2023.06.05 小森俊明批評・論考
エッセイ 幸せになるためのアファメーション・ノート(その4) 原田広美◎幸せになるための条件なんてありません、幸せになるための考え方があるだけなのです。(バカボンのパパのように..)私は、人々の成功を喜びます。なぜなら、私も成功が好きだから。私は、人々の成功を喜びます。私は、人々の成功を受け入れます。... 2023.06.05 エッセイ原田広美
onetree ヤスパース哲学と精神疾患〜現実的な実在の受容へ〜 onetree カール・ヤスパースは元々は精神科医である。 ヤスパースは哲学において、科学・交わり・真理・人間(現存在)・超越者に関する問題を提示する。 科学はあくまで道具として利用するものとしている。 ※例えばワードプロセッサ、音楽ソフト... 2023.06.05 onetree批評・論考