*クリエイションの種を拾って育てる「ゲシュタルト(療法)作曲法」

原田成志(広美が代筆)

うちの成志の「話し方の講座」で、
ゲシュタルト療法の話も取り入れたりするのですが、
(というより、通常はその原理を応用して「話し方」を指導)


そこにある作曲家さんがいらしていて、
その方は成志の講座に熱心な方でしたが、

いわゆる「図(ルビンの壺)」~サムネイルの 黒い壺が「図」~をその人の通常の楽曲とすると、

それは↓↓下記の曲だそうです。(皆で楽しく身体を動かしたりする時のための曲)

そして、それとは逆側の「地」の要素をワークで探ったり?体験して意識した結果として作曲した楽曲が、↓↓のものだそうです。
こちらは通常の逆の要素を発掘して育てた結果でもあるのですが、周囲からの評判はよいとのことです。
youtubeではないのですが、2週間で1万ストリームあって、ご本人も驚きだそうです。

あなたも両者を少しずつでもよいので、是非とも聴いてみてくださいますか?
一般的にも、下記の2曲目の方が、アーティスティックという視点からは評価の高いものだと思います。


ゲシュタルト療法(セラピー)は、とにかく体験が大事でそこからしか理解できないことも少なくないのですが、


理論としては、上の「図と地」の視点の転換の理論の他、


5つの捉われ(投影、鵜呑み、融合、反転行為、エゴイズム)」の理論、


そして「出会いの4つの層(挨拶の層、役割の層、死の層、コア)」の理論などがあり、


また「気づきの3領域」としては、      
①「内部=感情&体感&直観」、
②「中間層=思考、思い出、イメージ、未来への心配など」
③「外部=五感で気づくもの」に分けることができ、
                      
そのバランスを得ることでメンタル不調を整え、
自己成長や夢実現の道筋を見つけてゆくことができます。
傷=トラウマは芸術の源という言い方がありますが、
それが無自覚になっていることも多いので、その発見は大事。
またそれを作品にただ叩きつけていても進展がないので飽きられます。

まず作品を通しての傷やトラウマの表明と観客からの共感は重要でしょう。
でも次の作品も次の作品も、そのレイヤーにとどまっているのでは自分も客も飽きてしまう。
偉大なるマンネリズム(これがどこかいきついている天才みたいな場合)ではなく、
矮小なマンネリズムで終わります。


情動部分からを耕す表現主義のセラピーであるゲシュタルト療法が役立つとすれば、
傷=トラウマの中に閉じ込められていたあらゆるエネルギー、才能、愛情、感情、
および自己肯定感やクリエイティヴィティーを取り戻すことができるから。
それが次のクリエイションの種にもなるというわけです。
ですからクリエイションをする者にとって、これは見方になるというのが私の見解です。



私の体験では自分に関して、これらのどこが閉じていて、開いているかは無意識になって
いることが多いので、それをクレヨン画や夢のワークなどなどで地道に総合的に見てゆく
ことから大きな違いが生まれてきます。


たとえば「鵜呑み」ですが、本人がほとんど気づいていないことがよくありますね。他のものも
そうですが、5つの捉われについては、案外手ごわいです!

喉や発声に課題を感じる方は、「鵜呑み」の傾向が強いものです
「鵜呑み」されたもの=大きい煽(あおる)るような声や強い主張、
自分が権威を感じる考え方や判断の基準を自分と勘違いして生きて来て(育って来て)、

素の自分としての感覚を感じる、保持するのがとても難しくなっている人もいます。      
自分の細胞感覚=感受性の部分が死んだように埋もれていたりする場合もあります。
以上「鵜呑み」に特化して少しだけ書いてみました。


上記のような捉われに気づき、解放して生まれて来るのは「生き生きとした感覚」やパワーです
それらは関係づくり、自己実現、夢実現、健康、自然治癒力の向上、メンタル不調の緩和、
クリエイション、そして人生というクリエイションにも大いに役立ってくれます。


今回は、春から6月までに外部の方にもプレゼントしていた『やさしさの夢療法』のPDFの内容
=「はじめに、第4章、第5章、第6章」を投稿としてアップさせていただきますが、


第5章「夢のワークの舞台裏」が、おおむねここに書かせていただいた理論の内容になります


上の内容を掲載したPDFは、下記から読者の皆様にもプレゼントさせていただきますので、
ご関心がございましたら、この機会に是非ともご高覧くださいませ。
https://my79p.com/p/r/0V2Wvv3w


成志のイメージワーク集1~10は、こちらから。
https://my79p.com/p/r/G05AIjuo




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