未分類 ………………………◆◇2024年(7.8.9月)=最終号*通算*第12号〈目次〉◇◆下から、ここまでになります。 【◆あなたのポケットの中のお友達】になりたい!!!小説も◇詩も◇論考も◇哲学もエッセイも、◇歴史も◇歌集も◇詩画集もあなたは、どこから読むのかなぁ?................................................. 2024.07.10 未分類
エッセイ 私の裏金受取り未遂事件 野原広子 道の真ん中で50がらみの紳士に、茶封筒を渡すと、「ちょっと時間ある?」と気弱な笑顔を向けられた。「いえいえ」と後ずさりをする私に、彼は黒い財布を開くそぶりをしながら「お小遣いあげようか?」と言う。 正直、ぐらっときた。と、同時... 2024.07.10 エッセイ野原広子
批評・論考 二種の四角片Double Squaresが誘う不穏と魅惑 藤井雅実 このテキストは、二十世紀後半にポストモダンと呼ばれた近代文明の転換期から、コロナ禍や気候変動、世界各地での不穏な社会状況が覆う今に至る文化の基盤の仕組みを捉え返し、その層構造から今日の課題を探りたいと思います。まず、そこに踏み込... 2024.07.10 批評・論考藤井雅実
エッセイ 芸術における「変化」という要請 小森俊明 7月7日に行われた都知事選では現職の小池百合子氏が当選し、3期目に臨むことが確定した。およそ予想通りであったが、事実として眼前に突き付けられるとやはり釈然としない。そもそも今回の選挙期間中、在来メディアの代表たるTVにおいては、... 2024.07.10 エッセイ小森俊明
批評・論考 ゴミ収集労働における「相互承認」と「追跡調査可能性」(五) 田中 聡 〈9〉盲目概念の視覚的意味 今回は前回の(四)の最後で述べた「視点」と「否定性」の概念を考慮しつつ、その否定性が同じく前回に提起された無限判断の判断としての成立にどう関わるかまでは無理としても、こうした文脈での「無限性」の成立まで... 2024.07.08 批評・論考田中聡
エッセイ 2024 春から夏にかけて思った事。 玉野弘子(Hiroko Tamano) 切っ掛け⁑父親の戦死。傷ついた子供。母親の悲哀。繰り返される悲惨に飽き飽きした。大過去の戦争と近代の戦争の違い。近代の戦争様式は排斥されるべき。 思索⁑politickに関わる事無く、何が出来るか?死... 2024.07.07 エッセイ玉野弘子
エッセイ マウス賛江 山田浩貴 プロンプト執筆:山田浩貴、画像作成:DALL·E by ChatGPT マウスについて語ることは、人間の可能性について語ることにほかならない。 (マウスとはコンピューターを操作する際つかうもの。「口」ではない) 以前、私の人... 2024.07.07 エッセイ山田浩貴
エッセイ マミのA4一枚、こころのデトックス(12) 矢野マミ 32.泣いた赤鬼 子どもの頃、銭湯に通っていた。もう何十年も前の話になる。昔の話だ。何十年も前の話を覚えていて、こうやって書くことができるなんて、孫はまだいないけれど本当にもう「おばあさん」の入り口に来ているのだなあ!と感慨深さ... 2024.07.07 エッセイ矢野マミ
批評・論考 アートサイコセラピーと人智学芸術療法そしてティク・ナット・ハン 英国認定アートセラピスト 間美栄子(心療内科・精神科ささえ愛よろずクリニック) 英国においてアートセラピーは精神療法として確立しアートセラピストは国家資格者として医療機関で医療として芸術療法を行なっている。 筆者は、20年間英国でアートサイ... 2024.07.07 批評・論考間美栄子
南清璽 掌編小説『バレリーナ』 南清璽 「二人とも、あなたのことが好きって。パパになって欲しいって。」 「そんな、戯れ言を。」 正直、ドギマギとした。何食わぬ顔でムースチョコのケーキを食べる。先日のバレエの公演で会場に連れて来ていたことを思い出す。確か四歳の男の子と二歳... 2024.06.30 南清璽文学
柴﨑政夫 私の舞踊史 13 柴﨑政夫 前回末尾で、その後の経歴を述べた。 そこまでの心理と決意に至った自分なりの精神放浪過程を説明しよう。 人生開拓面での気弱さ・後悔を抱え続けている今の子なら聞いてくれそうだから。 **************** 周囲を見つめ直すこ... 2024.06.30 柴﨑政夫歴史
文学 松岡祐貴・歌詞集~7つの星、幸せを求めて 松岡祐貴 『真実(TRUTH)』(作詞作曲:松岡祐貴 編曲:BUS Production 管理:avex) あなたの優しさが時に愛の名になり繰り返す程残酷な物語だからこそ地獄さえ這いずり回ってなんとか希望探してTRUTH IS MY HEA... 2024.06.28 文学松岡祐貴
エッセイ 自分の名前は大事です。 若月小百合 夫婦別姓を認める国ー。になってほしい。 これが私の唯一の希望です。 私の過去の問題を書かせて頂ければと思います。 私の離婚は過去の配偶者の決断と行動で、突然でした。 突然、仕事と子育てが全て私の肩にのしかかりました。 結婚した頃... 2024.06.28 エッセイ若月小百合
エッセイ 【初登場】6月、雨の夜に ゆきんちょ、(Rosaゆき) 亡き父からぽろっと出てくる言葉は、 「〇〇○、そんなもん、誰も相手せえへん!」 〇〇○に入る言葉はお金、地位、権威、などの力を象徴するもの。 端金持ってても相手されへん、平平では相手にされへん、ひとりでは相手... 2024.06.28 エッセイゆきんちょ、(Rosa ゆき)
原田広美 『やさしさの夢療法~夢のワークと心の癒し』1994年版:第4・5・6章 原田広美 本書は刊行後、書店でフリーライター様や雑誌編集者の目にとまり、『健康現代』『モア』『ノンノ』『とらば~ゆ』『名前のない新聞』などから直接の取材を私自身が受け、各々の誌・紙面で、私と本の写真入りで紹介されました。*以前のこのweb... 2024.06.27 原田広美批評・論考
エッセイ 『私を救うイメージ・セラピー』より、4~10 原田成志 (↑↑サムネイルの絵は、清泉女子大ラファエラアカデミアで「自分らしさが好き」に参加されていた田原田鶴子さんが、講座の中の思い出のワークからご自身の使命を見出し、「宮沢賢治の世界を描く作家」になって描かれた作品が表紙絵になったもので... 2024.06.27 エッセイ原田成志
山本幸生 【日本について】(1)~(4) 山本幸生 (1) 私は、おそらくこの国の中に一定数存在するであろう「日本そのものに違和感を持つ」者の一人である。 以下、とりあえず私が「日本」について気に入らない点を挙げていくと、 ・「人間関係」以上の価値が、少なくとも明瞭な形において存在... 2024.06.27 山本幸生批評・論考
文学 詐欺師糸子(2006年夏~2007年冬) タコウ タカシ 黒い話が多いので、明るいイメージのあるほうへ。 私は、詐欺師に狙われたことが、ある。それも女の詐欺師グループに。 さて、どこから話そうか?そう、あれは、母の介護が始まった頃のこと。2006年夏。いつもの酒場、西ヶ原の酒処... 2024.06.26 文学田高孝
エッセイ 夢日記『逃げろ』 ゴーレム佐藤 『逃げろ』 出来る限りの食料をカバンに詰め、娘の手を引いて物音立てぬよう静かにドアをあける。午前二時を回ったところだ。確か通りとこの路地の交差するところの林に乗用車が一台止まっていた。問題はどうやって音を立てずに出来る限り遠く... 2024.06.24 エッセイゴーレム佐藤文学
冨田民人 【新刊詩集より】バリバリ 冨田民人 わたしは某国 T 市立病院に入院している。わたしは体中線に繋がれ電気で生かされている。カラダの動きは劣化したまま維持されている。観るものが幻であろうが現であろうが脳の動きは豊かでありたい。鳩どもが糞尿処理もしないまま楽しんでいる。... 2024.06.24 冨田民人文学