批評・論考 内藤多仲―東京タワーリバイバル “無骨な鉄塔”から「記憶の再生装置」へ 矢崎秀行 改めて述べるまでもないが、構造建築家・内藤多仲(たちゅう)(1886~1970)は戦後日本を代表する建築家で、東京タワーの設計者である。 彼は明治19年山梨県中巨摩郡榊村(現南アルプス市曲輪田)に生まれた... 批評・論考矢崎秀行