エッセイ 舞踏映像「昼下がりのバッカス」を振り返って 北條立記 「昼下がりのバッカス/Afternoon Bacchus」とは、2022年8月に私が舞踏家細田麻央と行った公演タイトルである。その後、その収録映像を編集して一つの映像作品にした。 公演は埼玉県蓮田市のコミュニティーセンターの集... エッセイ北條立記
北條立記 短編小説『憐れに憐れな、そして憐れよ!!』 北條立記 1 電車にて 杖つく背の低い老婦人、草色のワンピース姿のぱっちり目の妊婦、ヘルプマークをリュックサックからぶら下げた16歳くらいの女の子、松葉杖で疲れて苦しそうなサラリーマン。全部無視して50分間シルバーシート、そのドア側の所に... 北條立記文学
北條立記 今の人にとって、本は生きているか 北條立記 大量の出版物があるが、活字離れとも言われ、しかしネット空間に文章は溢れている。 沢山の書籍が出版され文章が書かれているにもかかわらず、それに見合う形では、社会が活性化されていないように見える。 その意味で、今の人にとって、本... 北條立記批評・論考
北條立記 詩題)愛と希望と生きること チェロの肖像、希望 北條立記 自分の中を通過している、通過し続けているある印象がある。自分の潜在意識に入ってきたものであり、今の自分の安定をもたらしたものだ。なぜそれが安定をもたらすのか、つかもうとしてもつかめないのだが、ある時からそれは安... 北條立記文学