和田能卓 童話・バラの泉の女神さま 和田 能卓むかしむかしのそのむかし、バラの泉の女神さまに守られた、小さな国がありました。女神さまがいらっしゃるバラの泉は都の真ん中。旅人も足を止めて、疲れた体を癒(いや)したものでした。泉には女神さまの像があって、平和の守護神として、人びと... 2024.01.26 和田能卓文学
和田能卓 【初登場】カイエ・福永武彦『忘却の河』―〈妣ははの国〉をめぐって― 和田能卓 かつて私は『福永武彦とフォークロアと』と題して、福永文学における民俗・民俗学について論じたことがあった。だが、福永の三番めの長編小説である『忘却の河』に登場した〈妣の国〉について、具体的に論ずることはなかった。(⇒01) そこで以... 2023.11.27 和田能卓批評・論考