やまだ ひろき
’67年名古屋生まれ。東京に移り住む。学習院大学での専攻は美学美術史だが、音楽に傾倒。
生業のかたわら、クラシック系作品の作曲をしている。CG制作が趣味。
任意団体理事としてサロンやホールでのコンサート運営・絵画展示などに携わっている。
作曲家 山田 浩貴の作品サイト
おすすめ:フルートソナタ交響曲第5番ピアノソナタ第5番
- マウス賛江山田浩貴 マウスについて語ることは、人間の可能性について語ることにほかならない。 (マウスとはコンピューターを操作する際つかうもの。「口」ではない) 以前、私の人生はカオス(混沌)だった。それが長い間つづいた。何かつくっ […]
- 創造的エネルギーの獲得のために――ルーティーン化と驚き山田 浩貴 世界があなたに語りかけることに開放的でなければならない。人生とは経験の流れ以外の何ものでもない――その流れの中を、より広く、そしてより深くそして泳げば泳ぐほど、人生は豊かなものとなる。(ミハイ・チクセントミハ […]
- 三十一の言葉の牢獄山田 浩貴 このタイトルの言葉は、短歌について、寺山修司(1935年に生まれ1983年に没した。歌人、詩人、劇作家、演出家、映画監督、競馬評論家とマルチな才能を発揮した)が子どものころの思い出を語った言葉である。牢獄とい […]
- イサム・ノグチと「芸術家が役に立つ」ということ山田浩貴 ●イサム・ノグチの言葉 “僕の創造の情熱の根底にあるのは「役に立つこと」に尽きる。地球上のどこかに、1人のアーティストが影響を与えられる場所を求めてきた”(イサム・ノグチ) この言葉に触れたとき、意外に感じた […]
- 「音楽はずるいよ。心に直球で来るから」――発車メロディーの作曲者に語られた言葉山田浩貴 ●音楽の直接性 音楽は「あからさま」な芸術ジャンルである。目をそむけることはできても、耳をそむけることはむずかしい。また、音楽が流れていると耳をふさぐことはなかなかできないものだ(耳には、なぜか、まぶたの […]
- 芸術体験とアジールに関する試論山田 浩貴 【アジール(ドイツ語 Asyl)】 意味:聖域、平和領域、避難所。犯罪者、負債者、奴隷などが逃げ込んだ場合に保護を得られる場所。 以下、「アジール」という言葉を、一般的ではなく拡張された意味において使っ […]
- 「最後の花火」——フジファブリック『若者のすべて』にきこえる自己予言 山田 浩貴 日本のバンド、フジファブリックが演奏する『若者のすべて』は、志村正彦(1980年7月10日~2009年12月24日、29歳没)が作詞・作曲した楽曲である。志村はこのバンドでボーカルとギタ […]